兵庫県姫路市飾磨区の調剤薬局
えびす調剤薬局
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病院で処方される塩化アルミニウム液と薬局製造販売医薬品の塩化アルミニウムベンザルコニウム液の違い

その汗のお悩みお薬という選択肢もありますよ?

塩化アルミニウム液を病院でもらっていたが、病院が作るのを辞めたことや病院に行くのが面倒になったとの理由で当店の塩化アルミニウムベンザルコニウム液を求められるお客様がいらっしゃいます。
今まで貰っていた塩化アルミニウム液と同じものか?というご質問を多くいただきます。
回答に難しいご質問でしたので、ここで詳しくご説明いたします。

成分の違い

まず、当店の塩化アルミニウムベンザルコニウム液の塩化アルミニウム濃度は20w/v%です。
これは薬局製剤指針で決められており、製造する薬局が自由に調節することはできません。
一方、病院で作られる塩化アルミニウム液の塩化アルミニウム濃度はその医師が自由に決められます。
病院で作られる塩化アルミニウム液の一般的な濃度は20w/v%ですが、必ずしもお客様が貰っていたものがそうであるとは言えません。
この点は貰っていた病院に確認が必要です。
もう一点は、塩化アルミニウムベンザルコニウム液にはベンザルコニウム塩化物が0.02w/v%含まれています。
ベンザルコニウム塩化物は消毒薬として広く用いられている成分です。

医薬品分類の違い

当店の塩化アルミニウムベンザルコニウム液は「薬局製造販売医薬品(薬局製剤)」という医薬品に分類されます。
調剤っぽいイメージがある薬局製造販売医薬品ですが、購入方法など扱いは一般用医薬品の第一類医薬品と同じです。
一方、病院で作られる塩化アルミニウム液は院内製剤と言われています。
院内製剤は医薬品医療機器等法上の裏付けがなく、厚生労働省の解釈のうえで存在する商品(?)です。
これらの違いにより、購入方法など手続きが違ってきます。