2019年1月8日
脇の臭いに悩まれている方。
悩んでいるが医療機関で手術する程まででもない方。
市販の制汗剤を使用しているが、効果が今一つと思われている方。
医薬部外品と手術という極端な選択肢の間に、医薬品という中間的な解決策が有ればいかがでしょうか?
それが「塩化アルミニウムベンザルコニウム液」です。
脇の臭いの原因は、
1.タンパク質や脂質を含んだ汗が脇から出る
2.タンパク質や脂質を皮膚の常在菌が臭いの原因物質を作る
というステップで起こります。
この薬は名前の通り、塩化アルミニウムとベンザルコニウム塩化物という2つの成分を含有しています。
塩化アルミニウムは皮膚を収斂させる効果があります。
ベンザルコニウム塩化物は皮膚の常在菌を殺菌する効果があります。
1.と2.両方のステップを阻害することでその効果を発揮します。
しかし、これでは市販の制汗剤と同じです。
制汗剤と何が違うかと言うと、その成分の濃度です。
制汗剤に含まれる塩化アルミニウム濃度は10%前後までです。
これに対して塩化アルミニウムベンザルコニウム液の塩化アルミニウム濃度は20%です。
これが医薬部外品と医薬品の違いです。
医薬部外品は病気を「改善」するもの
医薬品は病気を「治療」するもの
症状の程度に応じて、医薬部外品、医薬品、医療機関を使い分けることが健康の改善の原則です。
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